「転職をしたいけど、不安で行動できない・・・」
そういう方はたくさんいます。
実際私のクライアントさんでも「転職は何度も考えてきたけど、不安と怖さで実際に行動することができないんです・・」
というご相談が多くあります。
特に初めての転職の場合は、不安が大きなモンスターになるのではないでしょうか?
今回はそんな方へ、転職への不安を少しでも解消する方法をご紹介します!
転職の不安には ① 活動を始める前の不安と ② 内定が出た後の不安がある
転職においての不安は色々あります。転職活動を始める前に感じる不安と、内定が出た後の不安の2つに分けてお話しをします。
転職活動を始める前の不安
① 現職と活動が上手く両立できるか?
ほとんどの人は現職を続けながら転職活動をします。転職エージェントとの面談、応募書類の準備、面接などを仕事と並行して行うので、上手く両立できるか不安に感じる方が多いです。
② 希望する転職先を見つけられるか?
転職活動をする時に一番不安に感じることかもしれませんね。実際に忙しい時間をやりくりして転職活動をしても、職種や待遇を含め100%希望通りの転職先が見つかる保証はありません。そこに不安を感じる方が多いのは自然なこと。
③ 自分の経験やスキルは評価されるのか?
転職活動では職務経歴書や面接を通して、第三者からキャリアの評価をされます。初めての転職の場合は特に、自分の経験やスキルが他の会社でも評価されるのか分からず、不安に感じる方が非常に多いです。
内定が出た後の不安
① 退職届提出と引継ぎは問題なくできるか?
初めて転職活動をされる方がほぼ100%心配する点です。内定が出たはいいが、「いつ上司に言おう・・入社時期はいつにすれば・・」と不安に感じる方が多いです。
引継ぎの期間は2週間~最大1カ月程度が一般的。ある程度タイムラインを決めながらも、最初から心配しすぎないようにしましょう。
② 家族からの賛成はもらえるか?
実は一番多いのが、転職に関して家族からの賛成がもらえるかどうかという不安です。男性で扶養家族がいる場合には必ず発生する不安です。せっかく希望通りの転職先から内定が出たけど、家族の反対で泣く泣く辞退・・・というケースもあります。
転職の不安の解消方法
転職活動を始める前の不安の解消方法
よくある転職活動前の不安として下記3つを挙げ上げました。それぞれの不安への解消方法についてお話しします。
① 現職と活動が上手く両立できるか?
② 希望する転職先を見つけられるか?
③ 自分の経験やスキルは評価されるのか?
① 現職と活動を上手く両立させるために在宅ワークや有休制度を効率的に使おう
転職活動は就職活動と違い、活動だけに集中することができません。「仕事をしながら転職活動をするって、時間や体力的に大丈夫かな?」と不安になる方が多いですよね。
コロナ前は対面面接が基本だったので、転職活動は時間的にも大変でした。一方今は、リモートワーク・面接を導入している企業が多いので、自宅で仕事をしながら休憩時間にWeb面接なんてことも可能な人が多いです。
リモートワークや有休制度を上手く使えば、上手く2つを両立をさせることが可能。
もちろん現職の上司や同僚には転職活動をしていることは伝えるべきではありません!現職に支障が出ない範囲で上手くやりくりをしましょう。
※一般的に採用面接は業務時間内 (一般的に9:00-18:00位の間)で行われます。転職エージェントはもう少し遅い時間帯の面談対応可能です。
② 希望の転職先を見つけるために自己理解を事前にやろう
希望の転職先が見つかるかどうかはタイミングもあり、正直やってみないとわからないことがい多いです。一方で希望の転職先は人によって違いますし、何を改善したくて転職するのかも人によって異なります。
もし100%希望通りではなくでも、何なら妥協できるのか、一方で何には妥協できないのかが決まっていないと、判断が難しくなってしまいます。また、自分の転職先を選ぶときの判断軸を転職エージェントにしっかり伝えることで、極力ミスマッチも減らすことができます。
事前に「自己理解」をしっかりおこなうことで、そもそも自分が何を求めて転職活動をしているのかを理解する。それによって、「希望通りの転職先を見つけることができるのか?」という不安を減らすことができます。
③ 自分の経験やスキルは評価されるか不安な時は「キャリアの棚卸」をしよう
初めて転職活動をする方は特に、自分の経験やスキルが市場でどう評価されるかはとても気になるところ。
不安の解消方法としては、自分のキャリア(職務経験、スキル)の棚卸を事前にすることです。
自分のキャリアを客観的に見直してみて、どういう場面で成果をだしてきたか、どういうスキルを使ってきたか、他者と比べてどこが強みなのか等を整理してみましょう。
自分の経験やスキルをしっかり理解して、セールスポイントを上手く伝えられない場合、採用面接で良い評価はされません。
ちなみに、「Will Can Must」という自己理解メソッドもお勧めです。
noteで詳しく記事書きました。リンクはこちら。
↓
キャリアに悩んだら「Will Can Must」分析がおすすめ!
内定が出た後の不安の解消方法
内定が出た後の主な不安として下記2つを挙げ上げました。
① 退職届提出と引継ぎは問題なくできるか?
② 家族からの賛成はもらえるか?
① 退職届提出と引継ぎが不安な人は事前に就業ルールの確認を
転職活動を始める前から、退職届を出すタイミングや引継ぎに不安に感じる人がいます。特に初めての転職の場合はノウハウが分からず、転職先が決まる前から心配をされる方もいます。
転職活動をすでに始めている方は、一度自分の雇用契約書や就業規則を確認しておくことをおすすめします。一般的には1ヶ月前通知の会社が多いですが、民法では正社員は2週間前の退職予告が認められています。
民法にしたがい、退職届を出して2週間後に退職すること自体は可能です。ただ、1ヶ月前予告をした方が現職の会社には丁寧です。「立つ鳥跡を濁さず」というように、円満退職も退職においては大切。
ちなみに内定から入社までの期間で一番多いのは、1.5ヶ月程度です。2-3週間で引継ぎ、残り2週間は有休消化というイメージ(有給はできるだけ全消化しましょう)。
引継ぎがスムーズに進むよう、事前に業務や顧客情報のマニュアル化や整理をやっておくことがお勧めです。
② 家族からの賛成をもらうためには早めに家族内で話を
せっかく希望通りの内定がもらえたのに、家族からの賛成がもらえずに辞退になるのは残念ですよね。
家族(特にパートナー)には早い段階から、転職活動をする旨と理由を話すことで、最終的にサポートをしてもらえる確率が上がります。
一方で、内定が出てから初めて伝えた場合「そんなの聞いてない!」と、断固反対されてしまう場合もあります。
ご家族も「転職すると新しい場所で一からやり直しなんじゃないの?」「もし上手くいかなくてまた転職することになったらどうするの?」などという様々な不安を感じています。
早い段階で、転職活動をする旨、理由、今後の計画などを共有・説明することで、内定が出た時にサポートをもらえるような体制づくりをしましょう。
転職が不安な人は「転職前段階」からキャリアコーチに伴走してもらうのもオススメ!
転職をする上でどうしても不安という方は、私のようなキャリアコーチに伴走してもらうこともお勧めです。
ほとんどの不安は事前準備と情報取集をすることによって解消できますし、行動することで軽減されていきます。職務経歴書の作成や企業研究に関しては、ある程度転職エージェントからのサポートが受けられます。
しかし、自己理解の部分は自分でやるしかありません。
「そもそも今自分は転職すべきなのか?何が本質的な理由なのか?」
「もし転職する場合、何を譲れない軸にするのか?」
などは自分で考えて答えを導き出すことです。
それを一人でやることはなかなか面倒・・という方がほとんどだと思います。そこで「転職前段階」からパートナーとして伴走するキャリアコーチの存在が今注目されているのです。
Career Coach Yoshieの3カ月コーチングでは「自己理解を」深めてから長期的キャリアプランを作成します。実際に私のクライアントさんでも、3カ月コーチングを受けてから、又は受けながら転職活動をするという方もいらっしゃいます。
転職活動の前に、まずはじっくり自分を掘り下げたい方、転職活動中だけど転職エージェントとは別の視点からのサポートが欲しい方に、ぜひ利用してほしいと思っています。
Career Coach Yoshieのサービス詳細はこちら
まとめ
転職の不安には、 「転職活動を始める前の不安」と「内定が出た後の不安」の2種類があります。
転職活動を始める前の不安と解消法:
- 現職と活動が上手く両立できるか?
在宅ワークや有休制度を効率的に使おう - 希望する転職先を見つけられるか?
自己理解を事前にしっかりやろう - 自分の経験やスキルは評価されるのか?
事前にキャリアの棚卸をしよう
内定が出た後の不安と解消法:
- 退職届提出と引継ぎは問題なくできるか?
就業ルールの確認と引継ぎ事前準備をしよう - 家族からの賛成はもらえるか?
早めに家族内で転職について話をしよう
最転職活動の前に、まずはじっくり自分を掘り下げたい方、転職活動中だけど転職エージェントとは別の視点からのサポートが欲しい方は、キャリアコーチの活用もお勧めです!