自分の生き方・働き方のハンドルを自分自身で握ることができているという確かな実感があり、とても満足しています!

お客様の声

ITベンチャー企業 コンテンツマーケター
マキノさん

キャリア概要:
製薬会社、医療機器販売会社を経て、医薬専門広告代理店でプランナー兼ライターとして勤務。結婚を機にフリーランスで主に医薬関連のライター・翻訳業を行う。育児のため5年間の専業主婦期間を経てIT系ベンチャー企業に再就職。約4年間コンテンツマーケティングを担当するが、家庭都合による1年間の休職を経て退職。2022年5月より、フリーランスのコンテンツ制作者としてソーシャルベンチャーの支援に取り組む。


4年間勤務したIT系ベンチャー企業をご家庭の都合で休職中だったマキノさん。休職前は、自社サイトのブログ記事やメールマガジン作成などを担当し、コンテンツ執筆に強みを感じていたとのこと。

職場復帰を半年後にひかえ今後のキャリアの積み方に悩んでいた時、偶然目に留まったのが岩田のLinkedInの投稿だったそう。投稿内容と、「#20年後に生きたい人生を描く」というハッシュタグにビビッと来るものがあり(ご本人談)、90分コーチングをお申込みいただきました。

3カ月のキャリアコーチングセッション期間中、会社への復帰ではなくフリーランスの道を選ぶという大きな転換点を迎えられたマキノさんに、5回のセッションを振り返っていただきました!

居心地のいい職場に復帰するか転職か。判断軸を自力で見つけることに限界を感じていた時、「キャリアコーチング」に出会う。

コンテンツマーケティング担当者として約4年半、自社サイト内コンテンツやBtoBのメールマガジンの執筆などにたずさわってきましたが、家庭の都合で1年間休職することになりました。

復帰を半年後にひかえた頃から、復帰した後、ライティングという自分のスキルで会社に今以上に貢献し長く働き続けるイメージがつきにくいと感じるようになりました。一方で、これまでの業務を自分の「実績」と呼べる自信も無く、さらに40代半ばという自分の年齢を考えると安易な転職も無謀に思え、いわば「八方ふさがり」に近い状況でした。

自分ひとりで抱え込むと「悩む」だけで時間が過ぎてしまいます。どなたかに客観的な視点で伴走してもらいながら、何を判断軸とすべきか「考える」ことに時間を使いたいと思っていた矢先、偶然LinkedInで岩田さんの投稿を目にしました。「やると決めて行動したら現実はあっという間に変わる」という言葉と「#20年後に生きたい人生を描く」というハッシュタグに深く心を動かされ、キャリアコーチングサービスを申し込みました。

全5回のセッションを振り返って

「成長促進」「回復志向」「共感性」…。ストレングスファインダーを読み解くと、こま切れのキャリアに軸が見えてきた

「ストレングスファインダー」で自己理解を深める初回セッションはとても刺激的でした。

「ストレングスファインダー」は以前すでに受講しており、自分自身の思考や感情の傾向として「成長促進」「回復思考」「共感性」などが上位の資質であること自体は理解していました。しかし、こうした資質と働き方が強く結び付くということに、正直なところあまりピンと来てはいませんでした。

岩田さんとの初回セッションでの最大の気づきは、「回復思考」(問題を見つけて直すために行動を起こす)という自分の上位資質が、キャリアや働き方を考えるうえで、これまでも大きく影響を及ぼしていたということでした。

さらに、「成長促進」(他者や自分の成長に喜びを感じる)「共感性」(他人の感情の変化に気づきやすい)などの上位資質ともあいまって、「「困っている誰かが喜ぶこと、安心できること」が自分の大きなモチベーションになっていたと客観的に評価することができました。

これまで、製薬会社をはじめ医療との関わりの深い企業で働いてきましたが、2年という短いスパンで2回転職していること、フリーランス期間も育児のウエイトが大きかったことなどを引け目に感じており、自分にはキャリアと呼べる経歴は無いと思い込んでいました。

もちろん、ひとつの業務に長くたずさわって専門性を高めるようなキャリア形成ができてこなかったことは事実です。しかし、岩田さんのコーチングを通して自分の価値観の軸をはっきりと知ることで、これまでの紆余曲折のプロセス自体にも意味があったと気づくことができました。また、この先の働き方を考える上でのコンパスを手に入れたように思えました。

自己投資する価値が自分にあるのか・・悩んだ末に3カ月コーチングを受けて「20年後に生きたい人生」の解像度が一気に上がる

初回セッションで自分自身の価値観がはっきり見えはじめ、3カ月のコーチングセッションに俄然興味がわいてきました。ただ、この段階ではまだ、受講を続けるかどうか決めかねていました。

家庭と仕事の両立がうまくいかず、休職という選択をせざるを得なかったタイミングに出会った岩田さんのキャリアコーチング。自己肯定感が地に落ちていた時期でもあったので、けして安くはない金額を自己投資すること自体に躊躇がありました。

また、自分自身に向き合って「ありたい自分」を思考するコーチングの時間は、刺激的であると同時にある意味とてもタフな時間でもあり、3カ月間完走できるだろうかという不安もありました。

けれども、「20年後に生きたい人生」という初めての景色が見え始めてきたこと、アドバイスを押しつけたりせず、気づきのポイントをそっと準備してくださるような岩田さんのコーチングスタイルに安心できたことを考えると、このチャンスを逃したくないと強く思い、3カ月のコーチングを受けることに決めました。

ワクワクしながら臨んだ2回目のセッションも期待以上のものでした。自分の興味の棚卸しや人生の成果発掘などを進めるなかで、自分自身のこれまでの生き方、働き方を正当に評価できるようになった感覚を強く持つことができました。

さらに、キャリアを積むうえで大事にしたい価値観や欲求を視覚化する「キャリア・アンカー診断」からも、自分らしく働く要素が「奉仕・社会貢献」であることがわかりました。加えて、集団行動のための規定や仕事の安定性をあまり重視しないという、少し意外な自分のキャリア観も知ることができました。

2回目のセッションでは、「進むべき道」というよりも、むしろ「進んだら自分が間違いなくハッピーな20年後を迎えていそうな道」がはっきりと見え、さらに一歩大きなステップを進んだように感じました。

具体的なアクションプラン5カ年計画を練ったコーチングセッション翌日に急展開。フリーランスに転向を決める。

その後、3回目、4回目のセッションを通じて「20年後に生きたい人生」はさらに解像度が上がっていきました。具体的なキャリアプランと、そのキャリアプランを実現するためのアクションプラン、という細かい粒度で、TO-DOの優先順位リストが完成していきました。将来的には会社員とフリーランスのハイブリッドの働き方を目指しながら、休職中の会社に復帰することを決めました。

ところが、ここで思いがけない展開が。

4回目のセッションを終えた翌日、以前から個人的にお手伝いしていたソーシャルベンチャー企業より、業務委託でウェブコンテンツ執筆をお願いできないか、というオファーをいただいたのです。

そのベンチャー企業は、身体に不自由のある方向けの商品の企画・販売や、同じ悩みを持つ人同士のコミュニティづくりを目指す企業で、私は常々、経営者の想いの深さやミッションにとても共感していました。願ってもないオファーではあるものの、お話をお受けするとなると、会社を退職してフリーランスに転向することになります。

決断するタイミングは本当に今なのか、時期尚早ではないだろうか、など色々な思いが交錯する中、岩田さんに即、こんなご相談のメールをお送りしました。

「お話をお受けするかどうか、答えは出ているような気もしますが、不安もやはりあります」

「ワークシートで目標とTODOを作成しなおすのでフィードバックを頂きたいです。次回セッションを前倒しできないでしょうか」

「不安」とは言いつつ、このタイミングで私は、もはや「悩んで」はなかったように思います。「どうしよう」ではなく、アクションプランを作り直してフィードバックを受けたい、という建設的な依頼をしている自分自身に驚いたことを覚えています。

この急展開の局面に、自分主導で冷静にアクションを取ることができたのは、岩田さんの4回のコーチングセッションで自分の判断軸を手に入れていたおかげだと思っています。

TODOリストはサクサク作り直しができました。また、岩田さんが数日後には前倒しのセッションをセッティングしてくださったことが、本当にありがたかったです。

セッションで自分自身の気持ちを再確認し、自分の選択に自信が持てると確信した数日後、上司に退職の意向を伝えました。上司が驚きながらも理解を示してくれ、応援しますよと快く言ってくれたこともまた、大変ありがたい展開でした。

キャリアコーチングで手に入れた「自分を過小評価しないマインド」は一生もの。20年後に生きたい人生への一歩を踏み出したという自信。

岩田さんのキャリアコーチングでは多くの発見がありました。なかでも、私にとって最も価値があったのは「自分を過小評価しないマインド」だったと思っています。

岩田さんのコーチングを受けるまでは、職務経歴書を作成するたびに、自分のキャリアに無理やり意味の後づけをしていたような気がします。

けれども、岩田さんに伴走してもらったことで、過去の経験や行動に意味づけをして単に自分を納得させるだけではなく、その意味を読み解いて自分の軸となる価値観を抽出できました。そして、今日以降の生き方の中で一番いいゴールに向かうための材料として価値観の軸を活用する、というアプローチを習得することができました。

もちろん、私たちが生きるVUCA時代は、20年後と言わず来年のことすら定かでありません。私が今回立てたアクションプランも来年には大きく変えざるを得なくなるかもしれません。

ただ、そうであったとしても、自分を過小評価せず目指したいゴールに対して「今」何ができるか、という気持ちを持てるようになったことは、何より貴重な経験でした。

5回のコーチングセッションを完走した今、自分の生き方・働き方のハンドルを自分自身で握ることができているという確かな実感があり、とても満足しています。

よくある質問にお答えいただきました

ー今回なぜキャリアコーチングを受けてみようと思いましたか?
家庭の都合で休職中でしたが、復帰するか、自分の強みをより活かせる職種と働き方に転換するか悩んでいました。自分ひとりでは判断軸もはっきり見出せず、このままなんとなく決断してもいつまでも自信が持てそうにないと感じたので、プロに伴走をお願いしようと決めました。

ー岩田の印象はどうでしたか?
的確な言葉を選んで話される、とても誠実な方だと思いました。こちらがあまり考えずに「~かもしれないんですけど、違いますかね…」とふわっと質問しても、簡単にはイエスもノーも言ってくれません(笑)。一番大切なことは、納得いくまで自分で思考することだと気づかされました。とても優しく、ある意味とても厳しいコーチでした(笑)。

ーコーチングを受けて一番得られたこと/変化したことは何ですか?
自分のこれまでの社会人としての生き方を過小評価しすぎず、正しく評価できるようになりました。

ーキャリアコーチングをどんな人にオススメしますか?
「キャリアと呼べるような立派な経歴は自分には無い」と思っている人におすすめしたいです!キャリアコーチングを受けて、自分の強みや指向性を客観的に見つめる時間を持つことで、生きていく上での「軸」の輪郭がはっきりしてきます。

ビジネス誌に登場する女性のようなキラキラの「キャリア」が無いとしても、自分を正当に評価すること、自分が意識的・無意識的に大切にしている価値を知ることで、「私だけの生き方」の大きなヒントが得られます。

ー最後に岩田へのメッセージを頂けると嬉しいです。
私のキャリアの重要な転換点に伴走してくださり、本当に心強かったです!岩田さんには、自分が生きたい生き方を探すマインドセットそのものをインストールしていただいた気がします。キャリアプランは今後変化していくかもしれませんが、自分自身の変化も楽しんでいきたいと思います!本当にありがとうございました!

マキノさん、3カ月間お疲れ様でした!3回目のセッションで、会社員とフリーランスのハイブリッドの働き方しながら、最終的(20年後)にはフリーランスを目指すというキャリア計画を作られていました。その時マキノさんの価値観の1つである「自律・独立」が引っ掛かり、「もう少し早くフリーランスになっても大丈夫なのでは?」とお声がけをした記憶があります。

結果的にその数週間後にはすでにフリーランスになることを決心していて、展開の速さに私も驚きました!人は準備ができた時にはしかるべき機会がちゃんとくるし、それをしっかり掴むことが大切なんだと改めて気づかせていただきました。

マキノさんの決断力や強さに私も勇気をもらいました。これからも応援しています!!