最も大きな変化は自分で自分のキャリアを考える意識・枠組みを得たということ

お客様の声

日系企業 事務職→大手自動車メーカー 社内SEとして転職
Y.H.さん

キャリア概要:
大学卒業後、大手物流企業へ就職。国際航空物流(フォワーダー)業界にて10年間営業・営業事務として従事する。その間培った業務効率化・システム活用に関する知識を評価され大規模システム開発プロジェクトに異動し、物流倉庫の実務担当とIT部門の間に立ち、主に要件定義業務に携わった。
5年間のプロジェクト経験を経て、本格的にIT部門で働きたいと思うようになり、転職を決断。大手自動車メーカーへ社内SEとして転職成功。

Y.H.さんからは、ちょうど転職活動を始められた頃にお申し込みをいただきました。

今まで長く典型的な日系企業に勤められていた為、どこで・どんな職種で働くかは会社が決めるものだという考えをお持ちでした。また周囲に転職をした/してきた人も少ない為、「そもそも転職していいのか?」という思いもお持ちでした。

コーチングを通して、「自分の人生・キャリアは自分で選んでいいんですよ」というメッセージをお伝えしました。私の考えを押し付けるのではなく、一緒に少しづつマインドを変えていけたらと思いながらセッションをしていました。

コーチング後半は、ご自身でしっかり考え、転職の決断ができるようになっていたのが非常に印象的でした。複数あるチャンスの中から、自ら考え選択されていて頼もしさを感じました。

今回はそんなY.H.さんに5回のコーチングを振り返っていただきました!

全5回のセッションを振り返って

このまま今の会社でいいのかと悩むようになり、転職活動の開始とともにコーチングを受ける事にした

「コーチングを受けることで最も大きな変化は自分で自分のキャリアを考える意識・枠組みを得たという事です。」

これまで15年に渡り、典型的な日系企業に勤めており、基本的に自分がどこで・どんな職種で働くかは会社が決める事でした。これまで大きな疑問を感じる事はありませんでしたが、直近システム開発に携わる機会があり、IT関連の仕事を続けたいと思うようになりました。

しかし、社内に残るなら、営業部門に戻ることとなるため、このまま今の会社でいいのかと悩むようになり、転職活動の開始とともにコーチングを受ける事にしました。

3ヶ月コーチングを通して2つの自己課題に向き合い解決をしていった

この時点での大きな課題は2つありました。1つはそもそも自分が転職を考えていいのかということ、もう1つは自分のキャリアの考え方がわからないということでした。

1つ目の課題は日系企業特有の転職への忌避感が自分に染み付いている事によるものでした。この事に対して、セッション内で岩田さんから「転職は自然な選択肢の一つ」「キャリアの選択は自分で決める事」という話を何度もして頂きました。

営業事務を続けるのか、IT関連の仕事をするのかという選択肢がある中で、それを自分で考えていい事だと思えるようになったのは、転職活動を進めていく中でとても大事な価値観の転換だったと思います。

2つ目の課題については、各セッションの内容を通して考え方の枠組みを少しずつ作っていけた様に思います。特に、1回目のセッションのストレングスファインダーの診断と、その内容を話すという過程は自分の傾向を仮定する上でとても大事な事だったと感じます。

あくまで診断ツールなので、完全に鵜呑みにするのは上手く行かなくなると思いますが、セッションで自分の普段の考え・行動と照らし合わせる事で考えの癖や拘りの様なものに気付けた様に思います。これらは、仕事自体や転職の仕方を考える事に役立ちました。

例えば、下記の様なイメージです。

「慎重さ」「分析思考」…スピード感よりも、複雑さを解いていく様な仕事をしたい(望む仕事内容)

「原点思考」…過去からの経緯を大事にする→これまでの職歴との連続性を大事にする(転職活動へのスタンス)

コーチングを通して自分のキャリアを自分で考えていいのだと意識が変わった

正直なところ、20年先のキャリアを考えられたかというと、まだその域には至っていません。ですが、自分のキャリアを自分で考えていいのだと意識が変わり、また、どの様に自分の仕事や人生を方向付けについても考えられるようになりました。こういった考えの変化が、今回のセッションで得た最大のものだと思います。

よくある質問にお答えいただきました

ー今回なぜキャリアコーチングを受けてみようと思いましたか?
転職を考えており、情報収集をする中でブログを見て、下記2点の相談が出来そうと考えました。
・キャリア全般に対する相談
・転職活動への第三者的な視点

ー岩田の印象はどうでしたか?
話している内容に対して否定をせず、考えを引き出した上で色んな観点で纏めてもらえていると感じました。また、転職に対してフランクな姿勢をしており、これまで在籍していた日系企業で触れたことの無い考え方だと感じました。

ーコーチングを受けて一番得られたこと/変化したことは何ですか?
会社にしがみつかない選択肢があると考えられるようになったこと

ーキャリアコーチングをどんな人にオススメしますか?
転職を考えているが、どの様にキャリアを考えたらいいのか、転職活動をどの様に望むのがいいのか自体に迷っている人。考えるための枠組みを一緒に作ってもらえると感じました。

ー最後に岩田へのメッセージを頂けると嬉しいです。
今回のコーチングありがとうございました。申し込みをしたのは本当に偶々でしたが、結果的に転職活動を進めていく中で不可欠な存在でした。自分の人生の進路については本当に相談できる人が少なく、且つ、有効なアドバイスを得られるのは更に貴重だと思います。コーチングを受ける事が出来て良かったです。

Y.H.さん、3ヶ月コーチングお疲れ様でした。そして内定おめでとうございます!
今まで長年かけて蓄積されてきた固定概念からの脱却は簡単ではなかったと思います。でもそこをご自身でしっかりブレイクスルーされていたのが素晴らしいと思いました。
ご自身ではなかなか見えづらいかもしれませんが、最初の最後では別人のようでした。Hさんの成長に伴走できたことが本当に嬉しかったです!これからも「自分で自分のキャリアを考え・選ぶ」ことを心に、臨機応変にキャリアを切り開いていかれることを願っております。